- 恐竜好きに性別は関係ありません。当店の実例でも女の子のご家庭がとても多いです
- 年齢の幅も広く、1歳台から小学校中学年・高学年まで。恐竜は長く続く「好き」です
- このセットは恐竜を並べるだけでなく、ヤシの木・探検バギー・剣で「物語」をつくれる設計にしています
- 飾ったあとは剣で対決・探検ごっこ。遊び切るところまでが誕生日です
「恐竜、だいすき!」——そう言い出した日から、図鑑の同じページを何十回も開いては、大人には覚えられない名前をすらすら口にするようになる。恐竜期に入ったお子さんのいるおうちなら、きっと心当たりがあると思います。
わたしたちは家族で営むバルーン専門店です。この記事では、恐竜バルーンセットで飾ったおうちの実例と、飾り方・遊び方・撮り方、そして当日パパやママが語れる恐竜の豆知識まで、まとめてお話しします。
▲ 剣を持った瞬間、飾りが物語に変わります(実例写真)
恐竜が好きなのは、男の子だけじゃありません
正直に言うと、このセットを作ったとき、わたしたちは「男の子向け」のつもりでいました。それは今では、古い思い込みだったと思っています。
実際にご注文いただき、飾ってくださったおうちの写真を見ると、女の子のご家庭が本当に多い。トリケラトプスに葉っぱをあげたり、恐竜に名前をつけたり、遊び方もとても豊かです。
▲ トリケラトプスは草食恐竜。葉っぱをあげる遊びが自然に始まりました(実例写真)
そしてもうひとつ、意外だったのが年齢の幅です。3歳〜7歳を目安にご案内していますが、実際は1歳台のお誕生日でも大きな恐竜に大喜びしてくれますし、小学校の中学年、高学年になっても恐竜が好きなお子さんのお祝いにもご注文いただいています。
恐竜が「いる」だけじゃなく、世界をつくる
このセットをつくるとき、いちばん時間をかけたのが世界観の設計でした。恐竜のバルーンをドン、と置けばそれで完成——にはしたくなかったんです。この飾りで、どんな物語が描けるか。そこから逆算して中身を決めました。
- ヤシの木:置いた瞬間、部屋の一角がジャングルになります。恐竜がいる「場所」が生まれる
- 探検バギー:主役は恐竜を見に行く探検家。乗り物があると、物語に「行く」という動きが加わります
- 剣:出会って、驚いて、時には立ち向かう。飾りが遊び道具に変わるスイッチです
- 恐竜の骨のガーランド:黒のフェルト製。発掘現場のような空気をつくり、写真を引き締めます
▲ 探検帽をかぶれば、もう主役は恐竜探検隊。世界観に「役」が加わります(実例写真)
セットの中身(全24点)と、こだわった細部
- 恐竜フォイルバルーン×4(ティラノサウルス×2・トリケラトプス・アパトサウルス/最大約76cm)
- 探検バギーバルーン×1/ヤシの木バルーン×1
- 恐竜型 HAPPY BIRTHDAY ガーランド(フェルト製)×1
- 剣バルーン×1/フェイクリーフ×2
- ゴム風船4種×各3(計12個)/バルーンチェーン×1
- 飾り付けeガイドブック(QRコード)+空気入れ用ストロー
この中で、あまり気づかれないけれどいちばん写真を変えるのがバルーンチェーンです。当店の他のセットには入れていない、このセットだけの付属品。
ゴム風船は12個入っていますが、ただ壁に散らして貼ると、どうしても「風船を貼った部屋」になります。チェーンでつないでひとつながりにすると、形が生まれて、急に洗練された見た目になる。緑・くすみグリーン・ゴールド・カウ柄という色の組み合わせも、恐竜のフォイルと喧嘩しないように選んでいます。
▲ カウ柄・ドット・ゴールド。この配色が恐竜フォイルの茶色と緑を引き立てます(実例写真)
恐竜ワールドのつくり方・3ステップ
① 大きい恐竜を「奥」、小さい恐竜を「手前」に
4体をきれいに横一列に並べたくなりますが、あえて奥行きをつけるのがコツ。壁側に大きなティラノサウルス、床の手前にトリケラトプスやバギーを置くと、平面だった飾りが「群れ」に見えてきます。
② ヤシの木とフェイクリーフで「緑」を足す
ヤシの木は端に立て、フェイクリーフはガーランドの近くや恐竜の足元に散らします。緑が入るだけでジャングル感が一気に出ます。葉っぱは1〜2枚でも効果があるので、もったいぶらずに使ってください。
③ ゴム風船はチェーンでつないで、かたまりで置く
チェーンに差し込んで束にし、壁の上部や角にかためて配置。散らすより、かたまりのほうが写真は締まります。壁に跡を残さない貼り方は壁を傷つけない貼り方ガイドにまとめています。
ふくらませ方は簡単で、付属のストローで空気を入れるだけ。ヘリウムは不要です。入れすぎると割れやすくなるので、8〜9割でとめるのが長持ちのコツです。
飾ったあとが、本番です
恐竜セットに剣を入れているのは、飾りを「見るもの」で終わらせたくないからです。写真を撮ったら、そのまま遊びに入ってください。
- 恐竜と対決:剣を持って、ティラノサウルスに立ち向かう。倒しても倒れない相手なので、いつまでも遊べます
- 探検ごっこ:バギーで恐竜を見に行く。帽子をかぶれば探検隊の完成です
- えさやりごっこ:トリケラトプスとアパトサウルスは草食。葉っぱを差し出すと、女の子に人気の遊びになります
- 名前をつける:4体それぞれに名前をつけると、翌日から「あの子」として部屋に住み着きます
じっとしていない子を、どう撮るか
恐竜に夢中の子は、まず止まってくれません。カメラ目線は諦めて、動きと大きさを撮るのがおすすめです。
- 背比べ:約76cmの恐竜と並ぶだけで、小さいお子さんなら迫力のある1枚に。1歳台なら座らせて横に置くだけでも十分です
- 見上げるアングル:カメラを床すれすれまで下げて、恐竜を下から。実際より大きく写り、子どもの視点に近づきます
- 剣を構えた瞬間:連写にしておいて、振りかぶったところを。表情が真剣なほどいい写真になります
- 手元だけ:葉っぱを差し出す手、恐竜の口元。顔が写っていなくても、その日の空気が残ります
光の向きや構図の基本は、自宅バースデーフォトの撮り方で詳しく解説しています。スマホで十分きれいに撮れます。
当日ちょっと自慢できる、恐竜の豆知識5つ
子どもに「なんで?」と聞かれたとき用に、大人が仕込んでおくと盛り上がるネタを集めました。
- ティラノサウルスは、走るとちょっと遅い。最新の研究では最高でも時速12〜15kmほどとみられています。人間が全力疾走するより、少し遅いくらい。あの巨体で本気で走ると、転んだときに致命傷になってしまうからだと言われています。
- トリケラトプスには、ティラノに噛まれて生き延びた個体がいる。化石の骨に、噛み跡が治りかけた痕が見つかっているんです。あの角とフリルは、飾りではなく本当に戦うための装備でした。
- じつはこの4体、全員は出会えていません。ティラノサウルスとトリケラトプスは同じ白亜紀の終わり(約6600万年前)を生きた"ご近所さん"。でもアパトサウルス(長い首の子)はもっと古いジュラ紀、約1億5000万年前の恐竜です。アパトサウルスとティラノサウルスの時間差は、ティラノサウルスとわたしたち人類の時間差よりも長い——というのは、恐竜好きの間では有名な話です。
- 40年前の図鑑のティラノは、立ち方が違った。昔はゴジラのように直立して、しっぽを地面に引きずった姿で描かれていました。今は体を水平にして、しっぽでバランスを取る姿が主流。パパやママが子どもの頃に見た恐竜と、今の恐竜は姿が違うんです。
- ティラノの仲間には、羽毛が生えていた種類がいる。ユティラヌスやディロングなど近縁の恐竜からは羽毛の証拠が見つかっています。ティラノサウルス本人にどれだけあったかはまだ議論の途中。恐竜は「まだ答えが出ていない」ことが多い生き物で、それこそが子どもを夢中にさせる理由なのかもしれません。
恐竜にはまった子は、名前を覚え、時代を覚え、いつのまにか地球の歴史を覚えていきます。誕生日の飾りは1日で終わりますが、その日に「かっこいい!」と思った気持ちは、しばらく残る。うちが世界観にこだわるのは、ただ映えるからではなく、その入り口をちょっとだけ豪華にしておきたいからです。難しく考えず、まずは部屋にジャングルをつくってみてください。
よくある質問
- 恐竜バルーンは女の子にも使える?
- はい、女の子のご家庭からのご注文がとても多いです。緑・ゴールド・カウ柄で色をそろえているので、男の子っぽさが強すぎない仕上がりになります。
- 何歳向けですか?
- 3〜7歳が目安ですが、1歳台のお誕生日から小学校中学年・高学年まで幅広くご利用いただいています。3歳未満のお子さまはゴム風船の誤飲にご注意ください。
- セットの中身は?
- 計24点。恐竜フォイル4体(最大約76cm)・探検バギー・ヤシの木・骨のガーランド・剣・フェイクリーフ2枚・ゴム風船12個・バルーンチェーン・eガイドブック・ストローです。
- 飾り付けにどれくらいかかる?
- 30分ほどが目安です。ヘリウム不要、付属のストローで空気を入れるだけ。配置例つきのeガイドブックがあるので迷いません。
- 飾ったあと遊んでもいい?
- むしろそのための剣つきです。フォイルバルーンは丈夫で数週間〜数か月もちます。ゴム風船が割れたときだけ、破片をすぐ回収してください。
おうちバルーン 3rd Design