- おうち誕生日会の定番は「朝のお披露目→バルーン遊び→ケーキと写真→夜は遊び切る」の4つの山
- 準備はサプライズ派も一緒に作る派もどちらも正解。わが家は1週間前から子どもと相談する一緒に作る派です
- バルーンは当日、飾りからおもちゃに変わります。遊ばせてあげてください
- 夜の片付けは「遊び切る」でいい。お気に入りだけ畳んで、また来年
セットは決めた。飾り方も調べた。……で、当日って、何をすればいいんだろう?じつはこの質問、飾り付けの選び方と同じくらい大事なのに、あまり語られていません。
わたしたちは家族で営むバルーン専門店で、娘が2人います。この記事では、飾り付けのその先——おうち誕生日会の朝から夜までの1日を、わが家の実体験とお客様の声をまじえてお話しします。
▲ この4つの山を順番に。ぜんぶ頑張らなくて大丈夫です
前日まで:「サプライズ派」と「一緒に作る派」、どっちでもいい
誕生日会の準備には、大きく2つの派閥があります。
サプライズ派:寝ている間に飾って、朝の「わぁ!」をもらう
子どもが寝たあとに飾り付けて、朝起きた瞬間に驚かせるスタイル。目を覚まして、リビングのドアを開けた瞬間の顔は、間違いなく一生モノです。インスタでもこのスタイルの投稿が人気で、当店のバルーンでやってくださる方もたくさんいます。
ただ、正直に言うと——これ、けっこうエネルギーが要ります。夜中の作業で寝不足になりますし、親は当日、パーティーの食事も、プレゼントも、ケーキも用意しなければいけない。飾り付けにすべての力を注ぐのは、現実にはなかなか難しいんです。
一緒に作る派:準備の1週間も「誕生日」にしてしまう(わが家はこっち)
わが家は、こちらです。1週間くらい前から「どういうふうにしたい?」と子どもと相談しながら、少しずつ準備していきます。妻と手分けして、娘も参加して、飾りを選んだり並べたりする時間そのものが、もう誕生日の一部。当日の朝に「自分も作った飾り」の中で目を覚ますのも、サプライズとは違う特別さがあります。
どちらの派でも、バルーンをふくらませるのは前日でOK。アルミバルーンは数日きれいなまま持ちます。タイミングの詳細は前日準備のすすめにまとめています。
朝:お披露目の瞬間をつくる
誕生日会の最初の山は、飾りとの初対面です。サプライズ派なら、起きてドアを開ける瞬間。一緒に作る派なら、最後のパーツを飾って完成する瞬間。
ここでひとつだけお願いがあります。その瞬間、動画を回しておいてください。写真だと「わぁ!」の声が残りません。あとから何度も見返すのは、飾りの写真より、あの声だったりします。
昼:バルーンは「飾り」から「おもちゃ」になる
飾り付けたバルーンを、子どもは必ず触りたがります。そこで悩むのが「触らせていいの?」問題。当店の答えは、むしろ遊ばせてあげてください、です。誕生日バルーンは飾りであると同時に、その日いちばんのおもちゃです。
- 風船バレー:ゴム風船を落とさないように打ち合うだけ。1歳でも大人でも本気になれる定番
- ヒーローごっこ:当店の仮面ライダーゼッツのセットは、剣のバルーンでゴム風船を倒す遊びまでを設計に入れています
- 宝探しゲーム:プレゼントを隠して、ヒントの紙で探してもらう演出。7歳の記事で詳しく紹介しています
- 風船運びリレー:うちわやお盆に風船を乗せて落とさず運ぶ。お友達が来る会でも盛り上がります
▲ 飾って、撮って、そのまま遊ぶ。バルーンの一番おいしい使い方です
おやつの時間:ケーキ×バルーンで、1日いちばんの写真タイム
ケーキの登場は、誕生日会のクライマックス。ここで少しだけ演出を足すと、記憶にも写真にも残る時間になります。
- 部屋を少し暗くしてキャンドルを:昼間でもカーテンを引くだけで、ろうそくの火が主役になります。ハッピーバースデーの歌はここで
- ケーキはバルーンの前へ:飾り付けを背景に、主役とケーキをその前に。それだけで「誕生日の1枚」が完成します
- カメラは子どもの目線まで下げる:大人が立ったまま撮ると、飾りが写りません。しゃがんで、主役の目の高さで
- 数字バルーンをケーキの近くに:何歳の誕生日かが、写真にそのまま残ります
光の向きや構図のコツは、バースデーフォトの撮り方で詳しく解説しています。スマホで十分きれいに撮れます。
夜:かたづけは「遊び切る」でいい
誕生日会が終わったあと、バルーンをどうするか。店長としての正直なおすすめは——ふくらませたものは、満足するまで遊び切るです。
空気を抜いて畳んで保管する、という選択肢もあります。ただ、これも正直に言うと、パーティーのあとは食器も包装紙も片付けるものだらけ。その中でバルーンを1つずつコツコツ畳むのは、けっこう大変です。だから無理はしなくていい。数日〜数週間、飾りっぱなしで遊び倒して、役目を終えたら「ありがとう」でおしまい。それで十分だと思っています。
そのうえで、本当に気に入ったひとつだけ——遊び終わって「どうしよう」となったとき、破るのではなく畳む、という選択肢を覚えておいてください。ストロー1本で空気を抜いて畳めば、来年また使えます。やり方は空気の抜き方ガイドにまとめました。ガーランドなどまわりの飾りは、畳んでおけば来年もそのまま使えます。
サプライズも、手作りも、すごい飾り付けも、ぜんぶ素敵です。でも親のエネルギーには限りがあります。食事も、プレゼントも、ケーキもある中で、飾り付けにすべてを注いで当日ヘトヘト——それが一番もったいない。飾りはセットで時短して、浮いた分の元気を、当日一緒に遊ぶことに使ってほしい。うちが色設計済みのセットにこだわるのは、じつはこのためだったりします。
よくある質問
- 子どもの誕生日会、おうちでは何をする?
- 朝の飾り付けお披露目→バルーンで遊ぶ→ケーキと写真タイム→夜は遊び切る、が定番の流れです。4つの山を用意しておけば、豪華な演出がなくても特別な1日になります。
- 飾り付けはいつ準備する?
- 前日の夜が定番です。アルミバルーンは数日持つので前日でOK。サプライズにしないなら、1週間前から子どもと一緒に少しずつ準備するのもおすすめです。
- 飾ったバルーンで遊んでもいい?
- むしろおすすめです。飾りはその日いちばんのおもちゃになります。ゴム風船が割れたときだけ、破片の誤飲防止のためすぐ回収してください。
- ケーキと風船の写真をきれいに撮るには?
- バルーンを背景に、主役とケーキを前へ。カメラは子どもの目線の高さまで下げ、窓の自然光が横から当たる位置がベストです。
- 終わった後のバルーンはどうする?
- 基本は遊び切ってOK。お気に入りだけストローで空気を抜いて畳めば、保管してまた使えます。
おうちバルーン 3rd Design