- 生後6〜7か月は、寝返りは97.6%ができて、ひとりすわりは30.1%(こども家庭庁の調査)。壁の前に座らせて撮る1歳の定番は、6か月にはまだ早い家が多いです
- 使える姿勢は寝転び・うつ伏せ・支えて座るの3つ。姿勢が決まると、カメラの位置と飾りを置く高さも決まります(姿勢別の表)
- 撮る順番はいちばん疲れる姿勢から。うつ伏せ→寝転び→抱っこ。機嫌がもつうちに難しいほうを済ませます

くすみカラーのセットを使った実例。座れるようになってからの写真ですが、カメラを本人の目の高さまで下ろして撮っています。6か月で座った姿勢を撮るなら、③の抱っこで(実例写真)
写真館に行くほどでもないし、行ったところで6か月の子は泣く気がする。でも家で撮ると、どうしてもぱっとしない。ハーフバースデーの写真って、だいたいそのあたりで迷いますよね。
家で撮った写真がぱっとしない理由は、たいてい1歳の撮り方をそのまま6か月に当てていることです。壁に飾って、その前に座らせて、正面から。この型は、座れる子のためのものです。
なので、この記事は飾りの話より先に、6か月の体でどんな姿勢ができるかから書きます。カメラの高さも飾りの高さも、姿勢でまるで変わるからです。
6か月の赤ちゃんの体で、できることと、まだのこと
こども家庭庁の令和5年 乳幼児身体発育調査に、月齢ごとに「できる」と答えた割合が載っています。ハーフバースデーのころ、生後6〜7か月の数字を抜き出すとこうです。
| できること | 5〜6か月 | 6〜7か月 | 7〜8か月 |
|---|---|---|---|
| 寝返り | 89.7% | 97.6% | 100% |
| ひとりすわり | 3.2% | 30.1% | 65.9% |
| はいはい | 6.3% | 19.5% | 47.6% |
| つかまり立ち | 2.4% | 7.3% | 31.7% |
※ 出典:こども家庭庁「令和5年 乳幼児身体発育調査」表9(一般調査による乳幼児の運動機能通過率)。月齢は「◯か月未満」の区分。
つまり6か月は、寝返りはほぼ全員ができて、ひとりで座れるのは3人に1人。寝返りができるということは、床に寝かせても数秒で向きが変わります。座れないということは、座らせると倒れないように大人の手が入り、その手が写真に写ります。
だから6か月の写真は、「座らせる」を基本にしないほうがうまくいきます。使える姿勢は、次の3つです。
寝転びは真上から、うつ伏せは床すれすれ、抱っこは正面から
3つの姿勢ごとに、カメラをどこに構えて、飾りをどこに置くかを表にしました。飾りは、うちのセットから、姿勢ごとに合わせやすいものをひとつずつ添えています。くすみカラー・シナモロール・アンパンマン動物verの3つを並べて比べた表は、ハーフバースデーの飾り付けの記事のほうにあります。
▲ 図の飾りの位置は、カメラから見える範囲にあわせたものです。実物の大きさとは違います。
| 姿勢 | カメラの位置 | 飾りを置く高さ | 向いているセット |
|---|---|---|---|
| ① 寝転び | 真上から。スマホを両手で持って、赤ちゃんの胸の真上に構える | 床。頭の上側に集めて、顔のまわり30cmはあける。置き方の図は100日祝いの記事に描きました | 床に置く前提なら、HAPPY BIRTHDAYの文字のバルーンが入ったくすみカラー(数字なし 全12点・¥1,480)。色がやさしいので、寝転びの写真で主役が赤ちゃんのまま 🎈くすみカラーのバルーンセットを見る |
| ② うつ伏せで頭を上げる | 床すれすれ、正面から。スマホを床に置くくらい下げると、目が合います | 赤ちゃんの後ろの床に置くか、壁の低いところに貼る。壁なら床から50cmまで。それより上は写りません | 横長のシナモロール(本体は幅約89×高さ約48cm・全13点・¥2,580)。うつ伏せの赤ちゃんの後ろの床に置くと、横に長いぶん低い画角に収まります 🎈シナモロールのバルーンセットを見る |
| ③ 支えて座る(抱っこ・大人の膝) | 正面、少し上から。抱っこする人の顔を入れるか入れないかで、縦と横を決めます | 大人の肩から腰の高さ。壁に貼るなら、いつもの1歳の高さでいい。大人の服は無地が無難です | 主役がはっきりしているアンパンマン動物ver(数字なし 全11点・¥2,380)。抱っこの写真は背景が人で埋まるので、ひと目で分かる主役がいるほうが締まります 🎈アンパンマン 動物verのバルーンセットを見る |
※ 価格は2026年10月26日に公式ストアで見た時点のもので、3つとも在庫がありました。楽天市場の価格は商品ページでご確認ください。どのセットにも1/2の文字は入っていません。
うつ伏せの写真を、もう少しだけ
3つのうち、1歳になると撮れなくなるのが②のうつ伏せです。頭を上げて、こっちを見る。この顔は、はいはいが始まるとカメラの前にとどまってくれなくなります。6か月だけの姿勢なので、1枚は残しておいてほしいです。
コツは、スマホを床に置くこと。手で持つと、どうしても少し上から見下ろす角度になって、赤ちゃんの目が下を向きます。床に置いて、画面を見ずに連写すると、目線が合った1枚が混ざります。飾りは赤ちゃんの後ろの床に置くか、壁の低いところに貼ります。ふだんの飾り付けの高さに貼ると、この画角には入りません。

文字のバルーンは、座った子の頭のすぐ上くらいの低さに。カメラも同じ高さまで下ろすと、飾りと本人が同じ画面に入ります(実例写真)
撮る順番は、機嫌の持ち時間から逆算する
6か月の機嫌は、長くもって20〜30分くらい、と考えておくと計画がずれにくいです。授乳のあと、おむつを替えて、少し遊んで。そこから撮りはじめて、ぐずるまでが持ち時間です。その中で3つの姿勢を全部撮ろうとするなら、本人がいちばん疲れる姿勢から撮ります。
| 順番 | 姿勢 | 目安 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1番目 | ② うつ伏せ | 2〜3分 | 頭を上げ続けるのがいちばん疲れる。機嫌がいいうちに先に済ませる |
| 2番目 | ① 寝転び | 5〜10分 | 本人は楽。ただし寝返りで向きが変わるので、戻しては撮るのくり返し。大人2人いると早い |
| 3番目 | ③ 抱っこ | 最後の数分 | 機嫌が崩れかけても、抱っこなら撮れることが多い。泣き顔の1枚も、あとで見ると悪くない |
アルミのバルーンは前の晩のうちに。当日の朝はゴム風船だけにすると、赤ちゃんが起きてからの作業が少なくて済みます。この段取りはハーフバースデーのバルーン、何を買えばいい?に書いてあります。
正直に言うと、低月齢の記念日は、バルーンだけが答えだとは思っていません。寝転がりの時期ならフェルトの飾りもありで、100日のころは特にそうです。ただ、うつ伏せと抱っこの写真は、後ろに立体のものがあるほうが奥行きが出るので、そこはバルーンの出番だと思っています。
それと、店長の実感として、自分で撮った感のある写真は、全然悪くないです。写真館のかっちりした1枚もいいけれど、コツをいくつか守れば、家で撮った写真はちゃんと家の写真になります。6か月の子を連れて写真館に行くのが大仕事なら、家で撮ってしまっていいと思います。
床に置く飾りの、大きさの話
寝転びとうつ伏せでは、飾りを床に置きます。そのとき気になるのが大きさで、6か月の赤ちゃんは、バルーン1つより小さいことがあります。シナモロールの本体は横幅が約89cmあって、寝かせた赤ちゃんの横に置くと、赤ちゃんより長い。これは失敗ではなくて、赤ちゃんが小さく見える写真は、6か月のうちしか撮れないので、わざと主役より大きい飾りを横に置くのもありです。
逆に、赤ちゃんを大きく写したいときは、飾りを少し離して置いて、スマホを近づけます。飾りが画面の端にかかるくらいで十分。全部を1枚に収めようとすると、赤ちゃんが真ん中で小さくなります。
安全のことだけ、ここでも1行。床に置いた小さな飾りとゴム風船は、撮り終わったらすぐ片付けてください。寝返りで思ったより動きますし、なんでも口に入れる時期です。音が苦手な子のことも含めて、ハーフバースデーの飾り付けの記事の安全の節に書きました。
撮る前の、7つの確認
当日の朝、撮りはじめる前に見るところです。上の3つは、写真館でも家でも同じ。下の4つが、家で撮るときに抜けやすいところです。
- フラッシュは切る。窓の光を横からもらう。光の取り方は誕生日の写真の撮り方に書きました
- 大人は2人。1人が構えて、1人が目線をとる。1人なら、スマホを床や台に置いて連写します
- 多めに撮る。6か月は表情が一瞬で変わります。10枚のうち1枚が残れば十分です
- 床のものを片付ける。真上と床すれすれの画角は、ふだん写らないもの(コード・ティッシュ・リモコン)が入ります
- スマホのレンズを拭く。抱っこの写真は顔が近いぶん、レンズの指紋がそのまま全体のぼやけになります
- 1/2の文字の場所を決めておく。うちのセットには入っていないので、単品で足したものをどこに置くか。1/2の文字の4通りの手当てはこちら
- 日付は、こだわりすぎない。6か月ちょうどの日に機嫌が悪ければ、翌日でいい。日付の数え方は生まれ月別の早見表で
よくある質問
- 生後6か月の赤ちゃんを、壁の前に座らせて撮ってもいいですか?
- ひとりで座れる子なら大丈夫ですが、生後6〜7か月でひとりすわりができる子は30.1%です(こども家庭庁 令和5年乳幼児身体発育調査)。座れない子を座らせると、倒れないように大人の手が入って、写真にその手が写ります。6か月は、寝転び・うつ伏せ・大人の膝や抱っこで支えて座る、の3つの姿勢で撮るほうが、本人も楽で、いい顔が残ります。
- ハーフバースデーの写真は、何から先に撮ればいいですか?
- 本人がいちばん疲れる姿勢から先に撮ります。うつ伏せで頭を上げる姿勢は長く続かないので最初に、次に寝転び、最後に抱っこの順がおすすめです。抱っこは機嫌が崩れかけても撮れることが多いので、最後に回しても間に合います。
- 寝転びで撮るとき、飾りはどこに置きますか?
- 赤ちゃんの頭の上側に集めて、床に置きます。顔のまわり30cmはあけて、小さな飾りやゴム風船は手の届かないところへ。カメラは真上から構えます。真上から撮る置き方の図は、100日祝いの飾り付けの記事に描いてあります。
- ハーフバースデーの1/2の文字は、どこで買えばいいですか?
- 当店のセットに1/2の文字は入っていません。通販や100円ショップの単品で足します。1/2の文字の4通りの手当てと、予算別の組み方は、ハーフバースデーのバルーン、何を買えばいい?の記事にまとめました。
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